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【2024年】ロレックスで廃盤になるモデルを予想!

ロレックスで廃盤になるモデルを予想

お世話になっております。
2024年の新作ロレックスが発表される「Watches and Wonders Geneva 2024」について背景を振り返ってみたいと思います。
2020年と2021年には新型コロナウイルス感染症の世界的流行をうけて、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ(Watches and Wonders Geneva)と名前を変えてオンライン展示会のみで開催し、2022年に改めて第1回と位置付けたウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブのリアル展示会(オンライン展示会も併存)を開催したのが始まりです。
同展示会の成功を受けてリシュモングループ、ロレックス、パテックフィリップにより2022年9月にウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ財団(WWGF)が設立され、財団理事会の会長にはロレックス会長のジャン・フレデリック・デュフールが就任。CEOには高級時計財団(FHH)CEOのマチュー・ユメールが就任しました。
第2回の2023年展示会は3月末から4月初旬の7日間で開催されました。2020年に高額な出展料やホスピタリティの欠如の問題でバーゼルフェアが事実上終了したことで、そちらに出展していたロレックス・LVMHグループ傘下の各ブランド、グランドセイコーなどは本展で新作の発表と展示を行っています。

さて、今回のお題は
“2024年!ロレックスで廃盤になるモデルを予想!”
新作発表間近ということで、廃盤になるコレクションをキタムラの査定士が大胆予想です。

ムーヴメントの世代交代

ロレックスのムーヴメントは、時計の要とも言える部分であり、常に世界最高品質のものが使用されてきました。
以前は一部のモデルで、他のムーヴメントメーカーから供給されたものを改良して搭載していた時代もありましたが、
現在ではすべてのモデルに搭載されているムーヴメントは完全に自社開発されています。

1. キャリバー3230

2020年にサブマリーナのノンデイトモデル (Ref.124060) に初めて搭載されたムーヴメントです。
このキャリバーは約70時間のパワーリザーブを持ち、サブマリーナの機構を新しい世代へと移行させました。また、オイスターパーペチュアル36のモデルでも採用されています。

2. キャリバー3235

サブマリーナデイトに搭載されているムーヴメントで、日付表示を備えています。
さらに、デイデイトにはキャリバー3255が搭載されており、日付リングに曜日表示リングが追加されています。また、GMTマスターIIにも採用されています。

3. キャリバー3200系

この系列のムーヴメントは、多くの新規特許を取得しており、クロノメーター性能を超える品質基準を満たしています。
特に注目すべきは約70時間のパワーリザーブと、クロナジー脱進機を採用していることです。これにより、エネルギー効率が向上し、精度の安定性が保たれています。
ロレックスは各コレクションの世代交代を進めてきましたが、昨年のデイトナのリニューアル、そしてミルガウスとチェリーニの生産終了により、シロシキヒゲゼンマイ、またはクロナジーエスケープメントのどちらも備えていない現行モデルは、Cal.3161を搭載したヨットマスター IIのみとなりました。

ヨットマスターII

ヨットマスターII
ロレックス ヨットマスターII ウォッチ:18ct イエローゴールド – m116688-0002
116688
定価:6,149,000円
ムーブメント:自動巻き(Cal.4161)
パワーリザーブ:72時間
ケース素材:18ctYG
ベゼル素材:ロレックス リングコマンド(双方向に90度回転)、18ct ゴールド製、セラミック製ブルーセラクロムインサート(数字はゴールドコーティング)
ケースサイズ:直径44mm
防水性能:100m/330フィート防水
風防素材:サファイアガラス
夜光素材:クロマライト
ロレックスのヨットマスターII(Ref. 116688)は、本格的なヨットレースに対応したスポーツモデルとして2007年に登場しました。
この時計は、ヨットレースでの使用を想定してプロフェッショナルな機能を備えています。以下にヨットマスターⅡの歴史と特徴を詳しく説明します。
ヨットマスターⅡは、ビーチリゾートを楽しむ富裕層向けのヨットマスターとは異なり、ヨットレースに特化したモデルです。
当初はイエローゴールドとホワイトゴールドの金無垢モデルが発売されましたが、その後ステンレススチールモデルも登場し、幅広い人々に支持されるようになりました。
特徴をまとめました!

1. レガッタクロノグラフ

ヨットレースでの使用を想定して、カウントダウン機能を備えたレガッタクロノグラフを搭載しています。スタート時の正確な計時が可能です。

2. リングコマンドベゼル

ベゼルは双方向に90度回転し、カウントダウン機能を操作するために使用されます。セラミック製ブルーセラクロムインサートが耐傷性と耐褪色性に優れています。

3. スポーティな雰囲気

ステンレススチールモデルの登場により、派手さを抑えつつスポーティな印象を持つヨットマスターⅡが現実的な選択肢となりました。
ムーヴメントの世代交代にも書きましたが、残るはこのモデルのムーヴメント。
デイトナのCal.4130をCal.4131に進化させたノウハウを以て、Cal.4161が、すなわちヨットマスターIIがリニューアルされるかも…という予想です。

チタンモデルのディープシーチャレンジ

ディープシーチャレンジ
ロレックス ディープシー チャレンジ ウォッチ:RLXチタン – m126067-0001
126067
定価:3,674,000円
ムーブメント:自動巻き(Cal.3230)
パワーリザーブ:70時間
ケースサイズ:直径50mm
防水性能:11,000m/36,090フィート防水
ベゼル素材:ブラックセラミック製セラクロムベゼルインサート
ダイアル色:ブラック
ケース素材:RLXチタン
ディープシー チャレンジは、ジェームズ・キャメロンが2012年にマリアナ海溝に潜航し、水深10,908メートル(35,787フィート)に到達した際に同行していた試作モデル、ロレックス ディープシー チャレンジからインスピレーションを受けて作られました。
この時計は確かな性能と着用時の最適な快適性を提供するために、グレード5のチタン合金であるRLXチタンで製造されています。
査定士が“2024年ロレックス(ROLEX)新作”大胆予想!
こちらの記事で、サブマリーナが出るのでなかろうか?シードウェラーか?と予想しましたが、ディープシーチャレンジの希少性を見込んで生産は終了するのではないか…と予測します。
ディープシー チャレンジは、ロレックスの卓越性への追求を体現し、深海の新たなフロンティアに挑戦する人々にインスピレーションを与えているモデルなので、もしかしたらまた新作が生まれるのでは…という期待値も高まります。

主力のペプシ(青/赤)ベゼルのGMTマスターII

GMTマスターII
ロレックス GMTマスター II ウォッチ:オイスタースチール – m126710blro-0001
126710BLRO
定価:1,095,700円
ムーブメント:自動巻き(Cal.3285)
パワーリザーブ:70時間
ケースサイズ:直径40mm
防水性能:100m/330フィート防水
ベゼル素材:ブラックダイアルとレッド/ブルーのブラックセラミック製セラクロムベゼルインサート
ダイアル色:ブラック
ブレス:ジュビリー
非常に人気のあるモデルで、特にその赤青のセラクロムベゼルが愛されています。
2005年にGMTマスターの生誕50周年を迎えた際、ロレックスは初となるセラミック製ベゼルを採用し、大幅なモデルチェンジを行いました。
2013年に黒×青のツートンベゼル(通称「バットマン」)が登場し、大人気を博しました。
その後、2018年に青×赤のペプシベゼルが登場し、ホワイトゴールド金無垢モデルとして高級仕様で復活しました。
Ref.126710BLROは、オイスタースチール素材を使用した初代GMTマスターに近しい復刻モデルと言えます。
しかし、なぜGMTマスターシリーズのアイコンともいえる青/赤ベゼルモデルが廃番と予想されるかといいますと
それはペプシベゼルの生産品質が整わないことが理由と噂されています。セラミック素材で赤の発色を出すことは極めて難しいとされており、もしかしたら、ブラックベゼルが登場するのでは…?

デイトジャスト 36 Ref.126234パーム

Ref.126234
ロレックス デイトジャスト 36 ウォッチ:オイスタースチール&ホワイトゴールド – m126234-0047
126234
定価:1,288,100円
ケース直径: 36mm
ベゼル: K18ctホワイトゴールド
ダイアル: オリーブグリーン/パームモチーフ
防水性: 100 m/330 フィート
ムーブメント: 自動巻きのCal.3235
ブレスレット: ジュビリー(Jubilee)ブレスレットで、5列リンクのしなやかなデザイン
2021年に登場した、ヤシの木をモチーフとしたユニークなデザインが特徴ですが、斬新すぎるゆえに販売が苦戦しているとの話も。もし廃番となれば、かなり短い生産期間といえます。

デイトジャスト 36 Ref.126234フルーデッド

Ref.126234
ロレックス デイトジャスト 36 ウォッチ:オイスタースチール&ホワイトゴールド – m126234-0049
126234
定価:1,288,100円
ケース直径: 36mm
ベゼル: K18ctホワイトゴールド
ダイアル: フルーデッドモチーフ
防水性: 100 m/330 フィート
ムーブメント: 自動巻きのCal.3235
ブレスレット: ジュビリー(Jubilee)ブレスレットで、5列リンクのしなやかなデザイン
文字盤のバリエーションの整理や追加については、上記ムーヴメントの世代交代についてのリファレンス番号の廃止とは異なり、
数年単位での移り変わりが過去にも数多く実施されてきただけに、予測はつかないものですが、新たなダイアルの新作が生み出されるとするとこのあたりがリニューアルされるのではないかと予想します。

オイスターパーペチュアルセレブレーションダイアル

277200
277200
定価:815,100円
モデルケース: オイスター、31 mm、オイスタースチール
ダイアル: ターコイズブルー・ブライトブラック・ピンク・セレブレーションモチーフ・グリーン・シルバーのクロマライトディスプレイ(ブルーの長時間継続のルミネッセンス)
ムーブメント: 自動巻き、キャリバー 2232(ロレックスによる完全自社製造)
防水性: 100 m/330 フィート防水
ブレスレット: オイスター(3列リンク)、オイスタースチール
特徴: 高精度クロノメーター、シリコン製シロキシ・ヘアスプリング、高性能パラフレックスショック・アブソーバ
斬新過ぎるモチーフが目を惹いたセレブレーションモチーフの文字盤ですが、こちらも廃番の可能性は少なくありません。
その理由として考えられるのが、他の文字盤に比べて生産に手間がかかることです。
カラーダイヤルのオイパペの廃盤のようにサイズが限定されての生産はこのダイアルに関しては継続しそうな気もします。

いかがでしたか?
今回は廃盤について予想をしてみました。
このコラムがでるころにはいよいよ新作のお目見えです。
若干長かった寒い日々も終わり、春めきだしてきましたのでお花見帰りにキタムラにお立ち寄りください♪
キタムラでは現行モデルのロレックスも買取強化しています!
高価買取挑戦中ですので、お近くの店舗でご相談ください!
それではまた!

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この記事を担当した人

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