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まだ暑い!夏の時計パネライをキタムラ査定士がご紹介

まだ暑い!夏の時計パネライをキタムラ査定士がご紹介

はじめまして。白文字盤の時計を集めがちな、査定担当のWです。
査定士が書くコラムの第一弾は「パネライ(Panerai)」についてです。
なぜパネライかというと、まだまだ暑い日々が続いており、お気に入りの革ベルトの時計が付けられないからです!夏っぽい時計に思いをはせて、少しでも涼を感じていただけると幸いです。

パネライ(Panerai)とは?

パネライとはイタリアで誕生したスイス時計のメーカーです。もともとはイタリアの時計店だったパネライ。創業は1860年ですが、時計を作り始めたのは1936年からのことです。そして時計の販売だけでなく、修理を行う工房もあった同店は、イタリア発の時計学校も兼ねておりました。その背景からイタリア海軍の要請によりラジオミールモデルが誕生したことでミニタリーウオッチの歴史が始まります。

パネライ

パネライ(Panerai)の特徴

丸みのあるフォルムと大きなケース
丸みのあるフォルムと大きなケースがいちばんの特徴です。かつては軍事機密だった時計でしたが、1997年にリシュモンの傘下に入りその時に絶大なパネライのファンとなったのがシルベスター・スタローンです
デイライトという映画で着用したパネライが2020年に世界的に有名なフィリップスで出品され、2227万という値を付けました

サンドウィッチ文字盤
サンドウィッチ文字盤と言われる特徴的な二層構造の文字盤を採用した理由は、夜光塗料が劣化した場合に下板の夜光塗料を塗りなおして何度も使用できるようにと考えられたからです。
サンドウィッチ文字盤は現行モデルの「ルミノール ドゥエ」にも起用されており、パネライでは長年起用されている文字盤です

ラジオミールからルミノールへ
ラジオミールからルミノールへ。リューズガードが付いた「1950ケース」が誕生します。
ルミノール1950ケースは、1950年代当時のモデルへのオマージュとして2005年に誕生し、ハイエンドコレクションとして製造されました。ルミノール1950ケースのリューズガードには、Reg.T.M.(Registered Trade Mark)の刻印があり、パネライのリューズガードが”特許”を取得していることを意味しています

自社ムーブへの移行
パネライの自社ムーブへの移行は2005年と言われていますが、基本的にはリシュモングループのムーブ設計会社である、ヴァルフルリエの仕事と言われています。
パネライ自社ムーブについては様々なうわさは存在しますが、パネライは汎用ムーブにもしっかりコストをかけて製造販売しており、実用時計としては高い評価を得ています。

パネライのコレクター「パネリスタ」
パネライのコレクターはパネリスタと言われており、独自のコミュニティが存在します
そのコミュニティ設立記念の限定モデルが出されるという他の時計メーカーにはない、ファンに友好的なとてもイタリアンな時計メーカーです。

ざっくりと特徴を記載しましたが、順次内容を掘り下げてお話ししていきます。

夏のパネライ(Panerai)

さて、今回のお題は「夏のパネライ」。
2019年にパネライのCEOが変わりルミノールコレクションから独立したサブマーシブル。
独特なドットマーカーと逆回転防止ベゼルの特徴はなんか潜水艦の窓みたいでかっこいい…。

PANERAI SUBMERSIBLE

LUMINOR SUBMERSIBLE

上左の画像は、2019年以降のコレクション独立後なので12時位置に「PANERAI SUBMERSIBLE」の記載があります。
また、上右の画像は、まだルミノールのレクションだったので「LUMINOR SUBMERSIBLE」の記載があります。ルミノールコレクションだったときは、全体的にカーブが多く潜水艦みたいでかわいいです。

エジプシャン

エジプシャンは、エジプト海軍に供給されたモデルで、後のルミノールのプロトタイプとして有名です。
「エジプシャン」は「エジツィアーノ」としてリバイバルされており、なんとケース直径60mm。一般的に男性の腕は40mmケースがフィットするといわれているため「20mm」もはみ出るのです…。かくにいう私もこの査定人生の中で、実物を見た経験がありますが、もはや目覚まし時計でしたね!腕につけて生活をしていたら必ずぶつけます。気になる方はぜひ画像検索してみてください!

そんなびっくり時計がベースとなったサブマーシブルのコンセプトは「サバイバルツール」
やはり、軍用のエッセンスは忘れていないのですね。
2019年以降のコレクションは新素材を使った革新的なラインナップが続々と登場しており、
サバイバルツールとしての強さをアップデートしているサブマーシブルに目が離せません!

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この記事を書いたのは…

査定士

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