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今気になる!査定士Wの注目時計『ロレックス(ROLEX) デイデイト』

今気になる!査定士Wの注目時計『ロレックス(ROLEX) デイデイト』

今気になる!査定士Wの注目時計『デイデイト(DAYDATE)』

お世話になっております。気温が下がると着用頻度が上がる時計は、ジャガールクルトのスリムタイプクオーツ2針でおなじみ査定士Wです。ブログ登場も3回目となりました。挨拶に毎度、悩みます。
さて、今回のネタは「ロレックス デイデイト」です。
2023年に入ってから、金が高騰し始め、9月には1グラム=1万の値を付けたときもありましたね。
10月もまだまだ高水位を保っている金相場のなかなので、キタムラにも地金や金を使用した時計を査定に出されるお客さまが多いです。その中でも査定士Wが昔から好きなコレクションは「ロレックス デイデイト」です。ロレックスのドレスウォッチのなかで、デイトジャストをお持ちの方は国内でとても多いですが
デイデイトは、世界的にも所有されていることの多い人気モデルですね。
ロレックス デイデイト

なぜロレックスは人気なの?

ロレックスは高品質でコスパがよいことが世界的に評価されている理由です。高品質というのは精度が高い、ムーブメントの製造技術が非常に高いメーカーで、生産ロットもマニュファクチュールメーカー(自社一環製造)のなかでもトップクラスです。
すなわち多くの人に高品質な高級時計を買うチャンスを与えることのできるメーカーであることがロレックスが人気である理由なのです。
コスパが良いと言い切れる理由は壊れにくいということです。機械式時計なので『絶対、一生壊れないよ!』という保証はないですが、長年使い続けることのできる、丈夫な構造を備えた腕時計です。

サブマリーナー デイト ブラック 16610
※画像は「サブマリーナー デイト ブラック 16610」です。

そんなロレックスの3大発明とは?

1. オイスターケース
「牡蠣=オイスター」という名前をつけられたこのケースは、ねじ込み式の裏蓋とねじ込み式のリュウズによって、高い性能を持っていました。1920年代においてこのケースを使用できるのはロレックスしかありませんでした。現在のオイスターケースはさらに大きな進化を遂げています。以前との大きな違いは、基本的にムーブメントを直接ケースに固定しているのです!その結果ケースはより丈夫になり、理論上の防水性も高まりました。
ですがケースをムーブメント直付けすると言う事は、今の工作機械を使えば高い精度で加工することは可能です。
しかし60年代にこれができたメーカーも、やはりロレックスのみでしたが現在も数十万個単位で量産できるメーカーはロレックスしかありませんでした。

2. パーペチュアル
手巻きであるがゆえにリュウズを閉め忘れてしまい、せっかくのオイスターケースで高めた防水性が台無しに!
そこで作り上げられたのがパーペチュアル=永遠の機能です。自動巻きの機能に永遠を持たせた機能です。
自動巻きとはユーザーの腕の動きによってローターが回ることでゼンマイを自動的に巻き上げる仕組みです。
手巻きの時計よりローターを搭載している分「厚み」があります。
発明当初、手巻きのムーブメントに自動巻き機構を重ねた構造を持っていたパーペチュアルは、どうしても厚みを持ってしまうことから、ローターと裏蓋に干渉しないようにと膨らんだ裏蓋を持っていました。この特徴から、初期から1950年代半ばの間に製造されたパーペチュアルは、「バブルバック」の愛称で世界中のコレクターから親しまれています。

サブマリーナー デイト ブラック 16610

3. デイトジャスト
デイトジャスト、それは「時計の機能」のこと。午前12時に日付が自動で切り替わります。
ロレックス創業者のハンス・ウイルスドルフが、「カメラのシャッターは1/10秒でも動く。
カメラも腕時計も同じ機械だから、カメラのシャッターのように瞬間的に日付を切り替えられる機構を作りたい」と、技術者に提案したことから開発が始まったと言われています。その画期的な発明は商品名となり、ロレックスの代表的なロングセラーモデルとなりました!

デイトジャスト

いまでは上記の機能を搭載しているムーヴェントをさまざまな時計メーカーが使用していますが、そのすべてはロレックスによって発明されたものです。

時計業界に革命を起こしたロレックスの最高級ライン「デイデイト」とは?

成功者が身に着ける時計「デイデイト」というブランディングを成功させたロレックス。
そのデイデイトについているブレスの名は「プレジデントブレス」。
ロレックスのデイト機能を搭載しているモデルのケースはプラチナやゴールドといった「高級素材」のみを使用し、ダイヤルには宝石をセッティングしたり、希少石をダイヤルに起用したりとふんだんにラグジュアリーにしました。そんなデイデイトが生まれたのは1956年のことです。
当時、サブマリーナやデイトナがスポーツウオッチで注目を受けている中、デイデイトに求められたことは「究極のステータスウオッチ」を確立することでした。

ステータスウオッチとして大成功したのか?

歴代大統領が愛していたことはとても有名な話で、現在でももちろんお召しになられていますね。
実際国内では、2000年代までデイデイトといえばマーケットでは定価割れの時計でした。希少なストーンダイヤルや、宝石をあしらった宝飾要素の強い時計はあまり国内ウケが良くなかったです。
女性であれば宝飾要素が強くても日常的に使えますが、日本ではバブル崩壊後は派手な時計を付ける習慣がなくなりました。半面、海外では男性が宝飾要素の強い時計を身に着けることには抵抗がなかったように思います。
特にアメリカでは、先ほども書きましたが大統領が付ける「プレジデントウオッチ」として浸透していたので絶対的な人気はありました。
そして現在円安と金の高騰、当然デイデイトもプレ値になり、再び国内で脚光を浴びることになりました。

デイデイトのラインナップを紹介します!

デイデイト

1.ケース・ブレスの素材
デイデイトは最高峰ラインなので、素材も高級品を使います。
プラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの4つの素材のみが使用されています。
珍しい種類で、「トリドール」といってホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドを使用したブレスレットが装着されたモデルもあります。

2.ダイヤルの種類
カラフルなエナメルコーティングをあしらった「ステラダイアル」と言われる
中東向けに製造されたといわれるものやアンモナイト、オパール、ラピスラズリ、オプシディアン、ウッド、ブラッドストーン、コーラル、オニキス、ガーネット、タイガーアイ、マラカイトなどなど・・・
石の価値もありますが当時のプライスリストの値段の差は
1位コーラル 2位ラピス・ルベライト・ソーダライト等 3位タイガーアイ 4位オニキス
といった様子でコーラル、すなわち「珊瑚」がいちばん高価とされてます。
宝石の価値と同じですね

3.DAY DISC表記の種類
英語・中国語・アラビア語・フランス語・・・なんと日本語も!

いかがでしたか?特に文字盤に希少石をあしらったデイデイトは人生で指折りくらいしかないので
今後の人生の中で後何回出会えるかなーなんて考えてしまい
とても楽しみですね。

デイデイトは自動巻き以外にクオーツもあって、個人的に将来手に入れたい1本です。
ただ、バッテリーの持ちが悪い・・・

今回はここまで!それではまた!

キタムラではロレックスを販売中!

宅配でのお届けはもちろん、全国の時計取り扱い店舗で実物をご確認いただく店舗受取もおすすめ!

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キタムラでは腕時計を中心に高価買取に挑戦中です。見積のみも大歓迎。
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査定士W

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