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カルティエ(CARTIER)の時計が語るストーリー

カルティエの時計が語るストーリー

カルティエと日本の関係は非常に深く、長い歴史があります。カルティエは1974年に東京・原宿に最初のブティックをオープンしましたが、その関係はさらに遡り、19世紀末から始まっています。
ルイ・カルティエは日本美術に強い関心を持ち、多くの日本の美術品を収集していました。これにより、カルティエのデザインには日本の伝統工芸や美術からインスピレーションを受けた要素が多く見られます。
例えば、手鏡の形を模した置き時計や、印籠に着想を得たヴァニティケースなどがあります。
最近では、カルティエジャパン50周年を記念して「結 MUSUBI」展が東京国立博物館で開催され、日本とカルティエの半世紀にわたる関係を振り返る展示が行われました。
この展覧会では、日本の伝統工芸とカルティエの革新的なデザインの融合が紹介され、多くの日本人アーティストとのコラボレーションも展示されています。
カルティエと日本の関係は、単なるビジネスの枠を超え、文化的な交流や芸術的な対話を通じて深まってきたものです。

カルティエの始まり

カルティエは1847年にフランス・パリで創業されました。創業者は宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエで、彼は師匠のアドルフ・ピカールから工房を引き継ぎ、自身の名前を冠したブランドを立ち上げました。
カルティエは高品質な宝飾品を提供し、ナポレオン3世の妻ウジェニー皇后をはじめとする多くの貴族や名士の顧客を獲得しました。
その後、ルイ・フランソワの息子たち、ルイ、ピエール、ジャックがブランドを引き継ぎ、カルティエの名を世界に広めました。

カルティエが時計の製作を始めたきっかけ

カルティエが時計を製作し始めたのは、1904年のことです。この年、ブラジル人航空家アルベルト・サントス=デュモンの依頼を受けて、ルイ・カルティエが初めての腕時計「サントス」をデザインしました。
この時計は、飛行中に懐中時計を使う不便さを解消するために作られたもので、世界初のメンズウォッチとして知られています。

時計史に残るカルティエの技術革新

1. プラチナの使用: 1900年にカルティエは、他社に先駆けてプラチナを時計製造に使用しました。プラチナは加工が難しい金属ですが、その高い耐久性と美しさから、カルティエの時計に高級感を与えました。
2. デプロワイヤントバックル: 1909年に特許を取得したこのバックルは、衝撃を受けてもストラップが外れにくい構造を持ち、腕時計の安全性と使いやすさを向上させました。
3. ミステリークロック: 1912年に初めて発表されたこの時計は、針が透明なガラスディスクに取り付けられているため、まるで空中に浮かんでいるかのように見えます。この革新的なデザインは、時計製造の技術と美学を融合させたものです。
4. スケルトンウォッチ: 内部の機械構造が見えるようにデザインされたスケルトンウォッチは、カルティエの技術力とデザイン力を示すものです。複雑な機械式ムーブメントを美しく見せることで、時計の芸術性を高めています。

カルティエのヴィンテージウォッチ

カルティエの「CPCP(コレクション・プリヴェ・カルティエ・パリ)」は、1998年から2008年まで展開されていた最上級の機械式時計コレクションです。
このコレクションは、カルティエの歴史的な名作を現代に蘇らせることを目的としており、特に時計愛好家やコレクターに向けて作られました。
特徴と技術
1. ムーブメント: CPCPの時計には、ピアジェやジラールペルゴ、ジャガールクルトなどの高級ムーブメントメーカーと共同で開発された機械式ムーブメントが搭載されています。これにより、非常に高い精度と美しい装飾が特徴です。
2. デザイン: CPCPの時計は、カルティエの過去の名作をベースにしており、クラシックでエレガントなデザインが特徴です。例えば、「タンク」や「サントス」などのモデルが含まれています。
3. 素材: CPCPの時計は、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、プラチナなどの高級素材を使用しています1。ステンレススチールは使用されていません。
4. 限定生産: 各モデルは非常に少数生産されており、希少性が高いです。多くのモデルは500個以下の生産数とされています。
5. 付属品: CPCPの時計には専用のボックスや付属品があり、これもコレクターにとって魅力の一つです。

近年、CPCPは再評価されており、その理由の一つは2017年から復活した「カルティエ・プリヴェ」コレクションです。この新しいコレクションが過去の名作に注目を集め、CPCPの価値が再び高まっています。

CPCPのラインナップ

カルティエのCPCPコレクションには、いくつか特に人気の高いモデルがあります。少しですが、ご紹介
1. タンク・ア・ビス: 1931年に登場したカルティエ初の防水時計「タンク エタンシェ」を現代風にアップデートしたモデルです。ベゼルの四隅にビスがあり、ボリュームのあるデザインが特徴です。
2. トーチュ XL: このモデルは、エレガントなトノー型ケースと高級感あふれるピンクゴールドの素材が特徴です。ジャガールクルト製の高級手巻きムーブメント「Cal.9601MC」を搭載しており、美しい仕上がりが魅力です。

キタムラにもあります、カルティエウォッチ

CARTIER Pasha 32mm WJ11932G
WJ11932G
販売価格 708,000円 ※2024年10月9日時点
状態 AB
外観小スレあり、グリッドダイヤ、リューズパヴェダイヤ。国内保証書1999年。純正尾錠&レザーベルト。腕周り約15.5cm。
取扱説明書、記入済みメーカー保証書、元箱
ケースサイズ: 直径32mm
ケース素材: 18Kホワイトゴールド
ムーブメント: クォーツ
防水性能: 生活防水
文字盤カラー: シルバー
ベルト素材: 革
カルティエの「パシャ ドゥ カルティエ」シリーズの中でも、ドーム型グリットは特に注目されています。このデザインは、1930年代のカルティエのグリッドウォッチからインスピレーションを受けており、取り外し可能なグリッド(格子)が特徴です。
取り外し可能なグリッド: 4つの小さな留め具で固定されており、簡単に取り外しが可能です。これにより、気分やスタイルに合わせて時計の外観を変えることができます。
素材は18Kイエローゴールドやローズゴールドなどの高級素材が使用されております。こちらはWGを使用しており、ラグジュアリーな装いにぴったりです。
ドーム型グリットは、時計に立体感と独特の美しさを与えます。グリッドはハンドポリッシュされており、時計全体に高級感をプラスします。また、グリッドを取り外すことで、よりシンプルなデザインを楽しむこともできます。

CARTIER Santos Dumon SM W1505556
W1505556
販売価格 1,128,000円 ※※2024年10月9日時点
状態 AB
状態説明 外観小スレあり、OH/仕上済。裏蓋小スレ、ベルトやや使用感あり。非防水。腕周り約17.5cm。
ケースサイズ: 約23mm × 32mm
ケース厚: 約4mm
ケース素材: 18Kイエローゴールド
ムーブメント: 手巻き
文字盤カラー: アイボリー
ガラス素材: サファイアクリスタル
ベルト素材: レザー
防水性能: 日常生活防水
このモデルは、カルティエの伝統的なデザインを継承しつつ、エレガントで洗練されたスタイルを持っています。特に、アイボリーの文字盤と18Kイエローゴールドのケースが美しく調和しています。
手巻きムーブメントを搭載しており、時計愛好家にとってはその機械的な魅力が大きなポイントです。厚さもなし、ケース径も23mmとかなり小ぶりながらに実用的。手巻きの操作感や精度の高さが楽しめます。
ケースの厚さが約4mmと非常に薄く、手首にフィットしやすいデザインです。これにより、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使いやすい時計となっています。
このモデルは限定生産されており、コレクターズアイテムとしての価値も高いです。市場に出回る数が少ないため、所有すること自体がステータスとなります。

いかがでしたか?
今回は中野サンモール店にある、お勧めのカルティエについてご紹介しました。
WEBでもみられますので、全国のみなさまもキタムラの中古時計をチェックしてみてくださいね。
それではまた!

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