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【世界3大時計紹介】第一弾!オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)の謎に迫る

オーデマ ピゲの謎に迫る

2022年に開催された、「オーデマ ピゲのロイヤルオーク 時を刻んだ50年」のイベントに訪れた際、八角形ベゼルの磨きが体験できたのでヘアライン仕上げとペルラージュを真鍮の八角形ベゼルのミニチュアに施しました。
予約制で2カ月の開催期間でしたが、現在は原宿にAP RABというコンセプトストアが2023年7月にオープンしていますね。行きたいと思いつつ、未だ予約をしていないのでこの夏挑戦してみたいと思います。
最新ニュースではレディースのミニロイヤルオークのリリースがとても興奮しました。
ヴィンテージのクオーツはバッテリーのもちの悪さや、ムーブメントの確保が難しい(メンテナンスコストが高い)で、本体のコスパは良いもののメンテ費用を考えると躊躇するモデルでした。
その!ミニロイヤルオークがフロステッドゴールド仕上げでカムバックしました。
定価は、簡単に買うなんて言えない値段ですが。

さて、今回のお題は
世界3大時計紹介シリーズ【第一弾】 オーデマ ピゲの謎に迫る!
それでは始めて行きましょう

オーデマ・ピゲについて

オーデマ・ピゲの歴史は、スイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュの小さな工房から始まりました。
1875年、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲがこの工房を設立し、1882年に「オーデマ・ピゲ」として独立しました。
創業当初から、オーデマ・ピゲは複雑機構の時計製造に注力し、1889年のパリ博覧会で世界初のグラン・コンプリカシオン懐中時計を発表しました。
また、1892年には世界初のミニッツ・リピーター搭載の腕時計を開発し、その名を世界に広めました。
1972年には、ジェラルド・ジェンタによってデザインされた「ロイヤルオーク」が発表されました。
このモデルは、ステンレススチール製のケースと八角形のベゼルが特徴で、スポーツラグジュアリーウォッチの先駆けとなりました。
オーデマ・ピゲは、家族経営を続けながらも、常に革新を追求し続けています。現在も、創業者の子孫が経営に携わり、複雑機構を備えた高級時計を製造し続けています。

オーデマ・ピゲについて

オーデマ・ピゲの工芸技術について

1. 複雑機構

オーデマ・ピゲは、ミニッツ・リピーターやトゥールビヨンなどの複雑機構を備えた時計を製造しています。これらの機構は、非常に高い精度と技術を必要とし、職人の熟練した技術が求められます。

2. 手彫り装飾

多くのモデルには、ギョーシェ彫りやペルラージュ仕上げなどの手彫り装飾が施されています。これにより、時計一つひとつが芸術作品のような美しさを持っています。

3. 素材の選定と加工

オーデマ・ピゲは、ステンレススチールやゴールド、プラチナなどの高品質な素材を使用し、それらを精密に加工する技術を持っています。

4. 一貫した製造プロセス

時計のデザインからムーブメント、ケース、ブレスレットの製作まで、一貫して自社の専門家が行うことで、常に高品質の時計を生み出しています。

5. 革新と伝統の融合

伝統的な技術を守りつつ、最新の技術やデザインを取り入れることで、常に革新的な時計を提供しています。

オーデマ・ピゲ VS ○○!APはほかのメーカーと何が違うのか?

【ロレックス】

生産量

ロレックスは年間約1〜120万本の時計を生産するのに対し、オーデマ・ピゲは約5万本と少量生産です。
クラフツマンシップ: オーデマ・ピゲは手作業での仕上げや複雑機構に重点を置いており、1本の時計に30〜99時間を費やします。一方、ロレックスは機械化されたプロセスで3〜6時間で製造します。

技術革新

ロレックスはオイスターケースやパーペチュアルムーブメントなどの技術革新で知られていますが、オーデマ・ピゲは複雑機構や超薄型ムーブメントの開発に注力しています。

【パテック・フィリップ】

歴史と伝統

パテック・フィリップもオーデマ・ピゲと同様に、複雑機構の時計で知られています。両ブランドともにスイスの名門であり、伝統的な時計製造技術を守り続けています。

デザイン

パテック・フィリップはクラシックでエレガントなデザインが多いのに対し、オーデマ・ピゲは「ロイヤルオーク」のようなスポーティで革新的なデザインが特徴です。

【ヴァシュロン・コンスタンタン】

複雑機構

ヴァシュロン・コンスタンタンも複雑機構の時計で有名ですが、オーデマ・ピゲは特にトゥールビヨンやミニッツ・リピーターなどの高度な技術を持つ時計で知られています。

生産量と希少性

ヴァシュロン・コンスタンタンも少量生産を行っており、オーデマ・ピゲと同様に希少性が高いブランドです。
オーデマ・ピゲは、他の高級時計ブランドと比較しても、その独自の技術とデザイン、そして少量生産による希少性で際立っています。どのブランドもそれぞれの魅力があり、時計愛好家にとっては選ぶ楽しみがありますね。

ロイヤルオーク (Royal Oak)について

ロイヤルオーク (Royal Oak)は、オーデマ・ピゲの最も象徴的なモデルの一つであり、1972年に発表されました。

デザイナー

ジェラルド・ジェンタがデザインしました。彼はわずか一晩でこのデザインを完成させたと言われています。

ケースとベゼル

ステンレススチール製のケースと八角形のベゼルが特徴です。このベゼルは、潜水士のヘルメットからインスピレーションを得たものです。
「タペストリー」と呼ばれるギョーシェ彫りのダイヤルが特徴で、非常に精緻なデザインが施されています。
ケースと一体化したブレスレットも特徴の一つで、非常に滑らかな装着感を提供します。
初代モデルには、当時最薄の日付表示付き自動巻きムーブメントであるCal.2121が搭載されました。
ワンピース構造のケースとラバー製インナーケースを組み合わせた防水構造が採用されています。

ロイヤルオークについて

ジュールオーデマ (Jules Audemars)について

ジュールオーデマ (Jules Audemars)は、オーデマ・ピゲの創業者の一人であるジュール=ルイ・オーデマに敬意を表して名付けられたコレクションです。
このコレクションは、クラシックでエレガントなデザインが特徴です。流行に左右されないシンプルでクラシックなラウンドケースが特徴です。
上品なリーフ針が使われており、シンプルでエレガントな文字盤デザインが魅力です。
多くのモデルにはスモールセコンドが配置されており、簡素美を追求したデザインとなっています。
ジュールオーデマコレクションには、永久カレンダーやトゥールビヨンなどの複雑機構を備えたモデルもあります。

手仕上げ

高度な手仕上げ技術が施されており、細部にまでこだわった美しい仕上がりが特徴です。
ジュールオーデマコレクションは、オーデマ・ピゲの伝統と技術力を象徴するモデルであり、クラシックなデザインと高度な技術が融合したタイムピースです。

CODE 11.59について

CODE 11.59は、オーデマ・ピゲが2019年に発表した新しいコレクションで、ブランドの革新と挑戦を象徴しています。
このコレクションの名前は、「Challenge(挑戦)」、「Own(継承)」、「Dare(追求心)」、「Evolve(進化)」の頭文字を取ったもので、11.59は新しい一日が始まる直前の23時59分を意味しています。
CODE 11.59のケースは、八角形のミドルケースとラウンドベゼルを組み合わせた独特のデザインです。これにより、クラシックとモダンが融合した外観を持っています。
ダイヤルにはラッカー仕上げやサンバースト仕上げが施されており、視覚的に非常に美しいです。また、アプライドインデックスや立体的なロゴが特徴です。
素材: ケースにはゴールドやセラミックが使用されており、耐久性と美観を兼ね備えています。
CODE 11.59には、オーデマ・ピゲが開発した新しい自社製ムーブメントが搭載されています。特に、自動巻きクロノグラフムーブメントCal.4400は、精度と信頼性に優れています。
コレクションには、フライングトゥールビヨンやミニッツ・リピーターなどの複雑機構を備えたモデルも含まれています。
自動巻きクロノグラフであるCal.4400を搭載したモデルで、スポーティかつエレガントなデザインが特徴です。高度な技術を駆使したフライングトゥールビヨンを搭載したモデルで、オープンワークのデザインもあります。シンプルな3針モデルで、日常使いに適したデザインです。
CODE 11.59は、オーデマ・ピゲの伝統を守りつつも、新しい挑戦を続ける姿勢を象徴するコレクションです。どのモデルも高度な技術と美しいデザインが融合しており、時計愛好家にとって非常に魅力的です。

斜め上なデザインがウケけた黄金時代に存在した「リ・マスター02」が戻ってきた!

「リ・マスター02」は、オーデマ・ピゲが過去のデザインを現代的に再解釈したモデルです。
1960年に発売されたブルータリズムにインスパイアされたデザインです。2020年に発表された「リ・マスター01」は1943年のクロノグラフを再解釈したものでしたが、「リ・マスター02」はその延長線上にあります。
ケース: 41mmの非対称長方形のケースを採用しており、新しい18Kサンドゴールドが使用されています。
「ナイトブルー、クラウド50」カラーのパーティションダイヤルが特徴で、光とテクスチャーの独特な効果を持っています。
キャリバー7129を搭載しており、これはオーデマ・ピゲの最新の時・分表示自動巻きムーブメントの一つです。
限定モデル: このモデルは250本の限定生産であり、非常に希少です。
非対称モデル: 1959年から1963年の間に、オーデマ・ピゲは30以上の非対称モデルをデザインしました。その多くは10本以下の小ロットで生産されました。
「リ・マスター02」は、この忘れられた黄金時代を復活させるためのモデルです。
「リ・マスター02」は、ヴィンテージデザインと最先端の技術を融合させたモデルであり、時計愛好家にとって非常に魅力的なタイムピースです。

いかがでしたか?
今回はオーデマ・ピゲの謎に迫りました。
APは独立起業なので経営責任を自社で負う一方で、親会社などの意向を気にせず、独自のブランド戦略のもと好きな時計を製造できるメリットがあります。
そのメリットを大きく享受しているのがオーデマ・ピゲなんて言われております。
今回の復活したモデルも、ロイヤルオークも今までの時計デザインから考えると革命的ですよね
本当に好きな時計を作っているという印象です。
キタムラではAPを中心にさまざまな時計メーカーの買取を行っています。
ぜひお近くのキタムラでご相談ください!
それではまた!

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